田舎に行って来ました。
やっぱり一寸怖かったです、一ノ関でゴムチェーンを履きました。
天気には恵まれましたが、朝晩の冷え込みは半端じゃなく、寝袋を持って行って良かったです。
大船渡の様子は前回来た時より、少し工場らしき建物がちらほら見受けられる様になりました。
住宅地は何にも変わる事も無く、更地のまま寒々と広がっています。
大船渡市のシンボル太平洋セメントの工場から、ガレキの処理を兼ねた工場再開の煙が立ち込め、復興に向けた動きが確認されるほっとした風景です。
方や大船渡線は一ノ関から山間部を通っている気仙沼駅までが開通、折り返し運転中、その先は海岸を通るルートで大船渡まではことごとく津波にやられ、復旧の目処が立たず列車は諦め、線路を改修、バス路線にする為の工事が進んでいました。
バス路線は終点の盛駅まで、その先三陸鉄道は綾里を通って吉浜駅までを6月に再開するための工事が急ピッチで進められています。
仮設住宅に非難している実家に寄って来ました、寒い寒い部屋の中暖房しても間に合いません、台所の天井から滴が落ちてきて床をぬらす、朝には玄関の戸が凍りついて開かない、避難生活は想像を超えます。
吹き付ける寒風はテープで目張り、それでも何処からか隙間風が、冬寒く夏暑い仮設住宅での生活が何時まで続くことやら、集団移転の目処が立たない現状に、個人が宅地を物色する高台の土地は、これも想像を超える高騰に驚くばかり、この先どうなって行く事やら先が思いやられます。