我が家の太陽光発電は予想どおり理想的な稼動を続けています。
光の次は熱の利用です、太陽の恵みを最大限利用した懸案の「太陽熱温水器」の自作です。
理想的な使い勝手を重視した構造で、今までに無い一工夫した温水設備を考えました。
太陽熱温水器を作る目的は、お風呂のお湯に利用するだけではなく、露天風呂を作る湯船の石を暖める事が最大目的です。
岩風呂は湯船に溜める段階で石を暖めなくてはならず、ガス給湯器でのお湯は光熱費の高騰に繋がります。
冷めるのも早く、追い炊きの効率も悪い事、これを解消する為には、太陽熱温水器の熱いお湯で、石を暖める事が是非とも必要です。
一般家庭に岩風呂の設置が無い(温泉場を除いて)のは化石燃料で石(湯船のお湯)を温めるには、コストが掛かり過ぎる為ではないかと思います。
ネットで手作り太陽熱温水器を探しましたが、私が考えている「これだ」と言うのが見つかりませんでした。
一般的に次のような手順で温水器を使っている方ばかりです。
1.温水器のバルブを開けてお湯を湯船に出す。
2.温水器のお湯が出なくなったらバルブを止める。
3.屋根の温水器に水道水を入れる為に水道のバルブを開ける。
4.屋根の温水器から満水のオーバーフローした水が流れ出て来たのを確認して水道水を止める。
この作業を繰り返す。
温水器への水道給水と満水の確認方法が納得いかないのです。
温水が出なくなるまで待って、オーバーフローの水が流れ出るまで待つ、この待機時間が気に入らないのです。
1.温水器のお湯のバルブを開け湯船に出す。
2.満水になったらバルブを止める。
温水器には自動的に水道水が出て満水になったら自動で止まる。
*使う時には常に満水の温水器からお湯を取り出せる。
この様にしたいんです。
自動的に水道水を開閉する機能は、トイレの水洗フロートを使って、自動で出て自動で止まるタンクを利用すれば簡単です。
問題は自動で温水器に冷たい水道水が入る為に折角温まった温水が薄まる事です。
「温水が薄まる」
これを指摘する方もいました、その方は以下のように話されています。
「この構造にするにはちょっと複雑で、お金もかかるのでもっとシンプルな構造にすることにしました」
この「温水が薄まる事」を解決すれば最良のシステムかと自信を抱きました。
実用新案を取りたい位です(冗談です)、シンプルで目からウロコの傑作だと思います。
自信を持って自作に取り掛かる事にします。
多くの方が塩ビ管の100㍉径での自作をしております、私も4㍍の長さの物8本と、問題解決の機能を持ったもう1本で作る事にします。
これから順次自作に取り掛かります、その都度写真を添えてアップします。
露天風呂は後発になりますが夏場までに完成させたいです。
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