- 2014-03-24 (月) 21:37
- 地域
10日から始まった金銅寺の御開帳も今日が15日目です。
私の出番は昨日、今日、明日と続きます、初日の巡拝者は77人、今日は58人でした。
巡拝者の方が開帳された中央の観音菩薩に手を合わせ、お祈りを捧げる様子を見るに付け、こちらも静かな気持ちになるのはなぜでしょうか、このひと時に触れさせてくれる事に感謝です。
菩薩様の右側に御朱印所を構え、持参された納経帳に、11番札所の御朱印を予め押した物と差し替え、巡礼をした寺の証として持参、次のお寺さんにと出掛けていきます。
左側に御記帳所を設けました、寺の記録としてご記帳もお願いしています。
巡礼の方は観音菩薩をじっくり眺め「綺麗ですね」と声を掛けて下さいます。
菩薩様は「行基菩薩作也」と記された版木が3枚も見つかり刷ってみました。(その内の1枚)
版木は他に大判が2枚、明治22年9月と記されています、125年も前の物のようです。
外庭のテーブルで御接待を受ける巡礼の方も軽い休息をとって又次の札所えと出かけていきます。
15日間の延べ人数は851人、沢山のお方が御開帳の期間に巡礼をされているのに感動しました。
若い方から、年配の方まで様々ですが、ご夫婦での参拝はほほえましく羨ましく思いました。
出来れば私達夫婦もこの機会に「安房国札34ヶ所(番外3ヶ所)」の観音霊場を巡礼してみたくなりました。
次回は7年後の丑年、80歳近くになっては無理でしょうから、今回が最初で最後のチャンスかもしれません。