最後に残った浮き球募金「№1」の募金を綾里漁協に届ける事になりました。
いきいきクラブのメンバーで2泊3日の浮き球募金贈呈と被災地巡りの強行軍盛り沢山の旅の報告です。
震災からの復興は長期に亘る事は、最初の訪問時から承知していた事とは言え、3年が過ぎても前進は在るものの、復興は道半ば、この時点で支援に陰りを感じて活動にピリオドを打つのは心苦しい事でしたが致し方在りません。
初日は目的地の綾里までの間に気仙沼、陸前高田と被災された要所を見学、初めての被災地訪問の方が多く、移動する車窓からの周りの景色に呆然とするばかり、陸前高田ではボランテアの語りべの方に沢山の施設のエピソードの話が聞けました。
陸前高田市は市中心部の広範囲な地盤沈下を、山を削り大規模なベルトコンベアーで土を運び、町全体をかさ上げの最中でした。
夕方に地元綾里に入り再建してくれた実家を訪問、もてなしを受け、私の故郷の良さを感じてくれたようでした。
初日宿泊所はを綾里漁協の仮設番屋の広間で雑魚寝。
4時起きで定置網漁の見学に港に出て、津波の爪跡を目の当たりに、破壊された防波堤、津波が超えた堤防の高さに驚き、しばし時間調整。
監視船「あやかぜ」が、外海での定置網漁を見学する為に特別乗船させてくれました。
ところが漁船にトラブルがあって中止、残念ながら定置網漁の体験は出きませんでした。
最大目的の浮き球募金の贈呈式が、仮設の組合事務所から立派に新築された2階建ての新事務所前で行われました。
地元新聞社「岩手日報社」「東海新報」の2社が取材に来てくれました。
新事務所の2階で浮き球を開封集計されました、募金箱には111,082円と多額の募金が入っていました。
浮き球募金の口座も閉じました、口座に振り込まれた総額は348,361円とこれまた多額の募金を受けました
皆さんからの善意に感謝です。
集計後事務所前で集合写真、無事皆さんからの募金を綾里漁協に届け募金活動も終了することとなりました。
帰路は私以外の方に三鉄(綾里から赤崎)一駅に乗車して貰うために綾里駅に、隣地に保管して有る「日本一大きい大権現」を友人が操り、列車が来るわずかな時間に披露歓迎してくれました。
タイミングよくイベント列車がホームに入り、観光客との触れ合いもあって思い出に乗って貰った甲斐が有りました。
大権現の見送りに窓側の人達も歓喜、祭り意外に特別の出現に驚いた事でしょう。
これで綾里を後にしました、お世話になりました叉来ます。
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