近所の農家の方がイチゴハウスでの受粉を目的に養蜂をしているそうです。
3年ほど前からの体験で群が増えたり減ったりして中々思うようには行かないそうですが受粉用にしては充分だそうです。
蜂蜜は1度も採ったことがないとの事でしたが、充分蜜が蓄えられているのが重みで分かるそうです、冬場にはその蜜をエサとして食べてしまうので無くなってしまいます。
いつかは採ってみたいと考えていたようですが、蜜を分離する「遠心分離機」が高額で2の足を踏んでいるとの事でした。
蜜板を1枚借りて手製遠心分離機作成に挑戦する事にしました。
設計図などはありません閃きとアイディアで身近にある物を利用して出来ないか、2枚セットと4枚セットでも安全は保てるか、良いイメージが出来たので蜜板をセットする十文字の細工物を板で2組作りました。
上手く行く筈でしたが回転ポールに蜜板をセットした両端までの直径が56センチ、少なくとも内径60センチが必要です。
入れ物を探しましたが内径60センチの容器がありません。ドラム缶もネットで調べましたが無骨すぎて難点ありです。ステンレスで作って貰うことも考えましたが高過ぎます。
プラスチックの容器を探しましたが90ℓの容器が最高で内径47センチですが値段も手ごろ蓋共で4000円です。これで考えるしか有りません。
十文字では駄目ですから2枚並列で考え直しました、これなら何とか容器に収まりそうです。どうやって蜜板を固定するか十文字の細工物のアイディアが参考になりました。
並列に溝を掘った2枚の板で蜜板を上下から挟んでセンターの回転ポールで固定する。
これなら十文字の時に作ったセンターポールがそのまま活用でき、原理は同じという事で事は早く進みました。
微調整に手間取りましたが思った通りの出来栄えです、回転力には電動ドリルを利用する事にしています。
回転が速すぎると思うのでスライドトランス(電圧調整機)で電圧を下げて回転を加減をするつもりです。2枚セットしてのテストが楽しみです。